烏有に帰す

中古美術蒐集家&小料理研究家の雑事記

シンワアートがオープンになっていた

これがwith coronaの効能なのかどうか定かではないけれど、多分そうなのであろう。昨年の何時からかは分からないけれど、美術品オークションハウスの国内最大手シンワアートがウェッブでオークションを一般公開するようになった。以前は会員以外にはクローズドだったと記憶している。これは地方在住者にとっては有難い。益々首都圏に在住する意義は個人的に希薄になっている。

 

以前からシンワアートのオークション内容には興味があったのだけど、現在公開されている内容を見る限り毎日より少し程度が良いくらいで目玉品以外は大差はないようである。日本画に限って言えば京都のオークションハウスと画廊の方が上かなというのが率直な感想であるが選択肢が増えるのは単純に有難い。私のような小コレクターの場合、中堅作家や没落作家の良品や優品を数多く扱って欲しいというのがファーストプライオリティだけど、油絵で生涯この一枚と決めている作家のものと出会いがあれば利用してみたい。